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クリスマスカード・キャンペーンにご協力下さった皆様へ

コロナ禍の中、寒い日がまだまだ続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度は、ウクライナと福島に向けてクリスマス・カードを送る活動にご協力下さり有難うございました。ウクライナと福島の原発被災地の方々に代わり、心から感謝申し上げます。昨年 2 月に始まったロシアによるウクライナ侵攻で、どうなる事かと心配しましたが、今年度のクリスマス・カードも無事ウクライナに送ることが出来ました。戦争直後に爆撃を受けて全壊したジトーミル第 25 番学校の子ども達もカードを受け取ったとの知らせが入り本当に嬉しかったです。勿論、多くの子ども達はポーランド等の国外に避難していると思いますが、戦火の中で暮らす子ども達も少なくありません。戦争が始まってから早くも 1 年が経ちますが、未だに戦争は終わる気配がなく、電灯や暖房もなく厳しい寒さが続くウクライナの子ども達にとって、皆様からのクリスマス・カードがどんなに心温まるプレゼントだったか、想像するまでもありません。

お送りしたクリスマス・カードの数は、ウクライナ向けが 2468 通、福島県南相馬市の幼稚園・保育園向けが 904 通でした。福島向けのカードの中にはウクライナから届いた 355 通のカードも含まれます。また、ウクライナの支援を永年にわたって頂いている静岡県のサレジオ小学校にもウクライナからのカード 20 通を送らせて頂きました。戦火の中でもクリスマス・カードを送ってくれたウクライナの子ども達にも心からの感謝を申し上げます。また、クリスマス・カードの他、サンタクロースや折り鶴など沢山の折り紙も頂き、カードと一緒に送らせていただきました。

カードを受け取ったウクライナと福島の子ども達の写真を御覧下さい。この子ども達が一日も早く、明るく温かい暮らしを取り戻せるよう願って、今後も支援活動させていただきます。

新たな年のクリスマスには喜びを込めて再びクリスマス・カードが贈れるようになることを願って、今年度のクリスマスカード・キャンペーンのご報告とさせていただきます。

2023 年 2 月 15 日
NPO 法人チェルノブイリ救援・中部