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福島支援
チェルノブイリの教訓を福島に…
2011年3月11日、東日本大震災による地震と津波により、福島第一原子力発電所で原子炉崩壊事故が発生しました。なぜチェルノブイリを教訓として、事故を防ぐことができなかったのか、そして、今後の福島(日本)復興のため、チェルノブイリから何を学ぶべきかを、私たちは真剣に考えていかねばなりません。
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生活空間における放射能の影響を軽減するための活動
まずは生活空間の被ばく線量がどうなっているのか、現状を知るために、空間線量を測定しマップにまとめる活動をしています。年2回春と秋に測定を行い、マップにして地域に配布しています。継続して測定することで、時間の経過とともにどのように変化していくのか知ることができます。2011年6月より活動開始、現在も継続中。
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測定は全国からボランティアを募り、現地住民と一緒に行います。現地の状況を直接見聞きし知るだけでなく、住民の方との交流の場にもなっています。(活動地域:南相馬市、浪江町)
※この活動は三井物産環境基金の助成を受けて実施しています。
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今までの測定結果やマップなどはこちら!
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食品の汚染に対する取り組み―内部被曝を防ぐために
わたしたちがチェルノブイリで学んだことの一つに、食べ物などからの内部被ばくを長期的に防ぐことの大切さがあります。そのためには正しい情報を知り、適切な防護対策をとる必要があります。
現地で住民の方が持ち込む食品や水、土壌などに含まれる放射能を測ることができる測定センターを運営しています。
測定は、市民ボランティアが行います。
また地域の交流と情報交換の場ともなり、各地からの視察受け入れなどの対応も現地でできるようになりました。
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農業復興と農地再生のために―南相馬・菜の花プロジェクト
わたしたちが2007年からウクライナ・ナロジチ地区で行ってきた「菜の花プロジェクト」―菜の花がセシウムなどの放射能を土壌から効率よく吸い上げる性質を利用して、農地の浄化・農業の再生に役立てる試み―を福島の地にも活かそうといくつかの団体とともに活動しています。収穫した菜種から絞る菜種油には放射能が含まれず、食用に使うことができます。
菜の花プロジェクトの詳細はこちらから!
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