オブルチ地区中央病院より
2015年2月5日
「チェルノブイリ救援・中部」御中
オヴルチ地区中央病院当局、医療スタッフ、小さな患者たちとその両親たちは、チェルノブイリ惨事の結果被災した地域に住む子だくさんの家庭や貧困家庭の子どもたち、保護者が親権を放棄した子どもたちへの無償の粉ミルクのご提供に対し、皆様に心より感謝申し上げます。
どの国民にとっても、最もかけがえのない宝は子どもたちです。彼らがどのように成長し、将来何を信じるかは、今日の私たち次第です。
皆様のご努力と熱意によって、慈善の事業はそれに携わる人々の尽力と責任に基づく有益な行いであると人々に理解させておられることに、深く感謝申し上げます。まさに皆様の専門家意識、団結心と機動性によって、皆様は世界をよりよいものにすることができておられるのです。
皆様のご多幸と、容易でないお仕事のさらなるご成功とご発展をお祈り申し上げます。神が皆様に力と健康をお与えになって、皆様がそれを何千人もの子どもたちに分け与えることができますように。
オヴルチ地区中央病院院長 M.M.ルツュク
※原文はウクライナ語⇒letter_obruchi2015.pdf
ナロチジ地区中央病院より
ナロジチ地区中央病院当局、当院で治療を受けた新生児たちとその母親たちは、小さな患者たちへの粉ミルクのご支援に対し、日本の皆様に心より感謝申し上げます。
すでに28年にわたり、ナロジチの住民たちはチェルノブイリの痛みを感じてきました。その間、博愛心に満ちた日本の方々とそのご支援が、常に私たちとともにありました。日本の方々は、困難な時に私たちを忘れることなく、私どもの病院に医薬品や医療機器だけでなく、粉ミルクの支援をもして下さっています。
皆様のご厚情に対し、すべての地区住民と地区中央病院職員より、深いお辞儀をさせていただきます。
ナロジチ地区中央病院
院長 [病院印・サイン] M.I.パシュク
※原文はウクライナ語⇒letter_Narodichi2015.pdf